オープニングは、エリアファイナルを勝ち抜いた50名のスタイリスト・カラーリストによる白熱のバトルが繰り広げられた。ステージに注がれる審査員のまなざしもひときわ強く鋭かった。
日本のサロン業界の最先端を走り続けるSHIMAによるショーステージ。60年代のヒッピーカルチャーにジャパントレンドを取り入れ多彩な2020年版ヒッピースタイルを作り上げ、観客を魅了した。
ジャパンファイナリスト50名の独自のVISIONで創り上げたモデル作品が次々と登場。それぞれのテーマに合わせた音楽とシーン、モデル作品の融合により一人一人オリジナリティ溢れる世界観で会場を魅了した。
U.K.を代表するHob Salons & Academyにおいて、クリエイティブディレクターを務めるAkin Koniziを迎えたステージ。BRITISH HAIRDRESSER OF THE YEARを4回獲得という偉業を成し遂げた彼の作り出す独創的なスタイルは、観客に大いなる刺激をもたらした。
TRENDVISION 2020に新設されるカテゴリー「Trend Color Award」のイメージステージを、いま注目の2サロン SHACHUみやち のりよし、U-REALM高木裕介が手がけた。両サロンが魅せた“Trend Color”は、TRENDVISIONの新たな序章への架け橋となる。
情熱・時間・想いのすべてが注ぎ込まれたファイナリストの作品を間近で見ることができる、モデルギャラリー。仕上がったばかりのモデルたちに多くの来場者が熱い視線を注ぎ、大いに盛り上がった。
日本を代表するトップスタイリスト、Michio Nozawa HAIR SALON野沢道生、Nicole.西村晃一が生み出すスペシャルステージ。それぞれの個性あふれる美の世界が、観客を魅了した。
少しレトロさを感じる
ストリートヘア&ファッション
いよいよ50名のスタイリスト・カラーリストの中から、2020年3月SEVILLAにて開催されるTHE WORLD FINALへの参加者が決まる結果発表。緊張感に包まれるなか、10名の審査員によって選ばれたブロンズ、シルバー、ゴールドアワードの受賞者が発表された。感動的なその瞬間。受賞者の驚きと喜びの声、そして沸き起こる 観客の歓声と拍手。各受賞者にはトロフィー、ゴールドアワードの2名にはTHE WORLD FINALへのチケットが贈られ、今年も熱き戦いは心地よい興奮とともに幕を閉じた。
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杉川 友洋
merci - モデルさんに優勝させてあげると約束していたので、その約束が果たせてすごく嬉しいです。モデルさんとアシスタントの「喜んでいる顔」が見たい! それが原動力となりました。
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ワタナベ エリカ
NEWYORK - 今から十年ぐらいまえアシスタントだったころ、広島の美容師さんが日本一をとりました。その姿が本当にキラキラしていて、いつかはそこに行きたいなってずっと思っていたので、本当に嬉しいです。何度もあきらめようと思ったのですが、いろんな方との出逢いが、私を一歩ずつここまで運んでくれたんだと、感謝の気持ちでいっぱいです。