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WELLA TRENDVISION award 2024 PHOTO ENTRY REPORT

フォトエントリー結果発表!
CONGRATULATIONS !

2024年も多くの応募で激戦となった
PHOTO ENTRY。
たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
そして、6月6日に審査員の方々により、
厳正なるフォト審査が行われました。
選考の結果、CREATIVE AWARDから96名、
REAL STYLE AWARDからは10名の方が、
次のステージへ進出となりました。
おめでとうございます!
CREATIVE AWARDの通過者はAREA HEATSへ、
REAL STYLE AWARDの通過者は
THE FINALへ進出となります。

※REAL STYLE AWARD入賞者の方は、THE FINALの観覧にご招待いたします。詳細は別途ご連絡いたします。
(THE FINAL競技大会への出場はありません。)
進出者リストはこちら
審査員コメント
CREATIVE AWARD
  • 岩田敏靖 Toshiyasu Iwata
  • Angelica
Toshiyasu Iwata
写真のモデルさんがステージに立ったときに、どう見えるかということを想像しながら審査しました。選ばれた方には、これまでのトレンドビジョンにはない、新しいものを見せてもらいたいですね。今回選ばれなかったとしても、応募するというプロセスがとても大事。応募するためには、モデル選びから写真撮影まで、時間もお金もかかったと思いますが、こうしたプロセスが財産になり、技術的なことも感性も自分の引き出しとして増えていきます。挑戦する姿勢が大事なので、諦めずに続けて欲しい。最近では無駄なく最短で結果を求める傾向にありますが、無駄と思えるようなことに意外と学ぶことが多くあります。普段のサロンワークではしない、デザイン、カラー、メイク、衣装をトータルに追求することで、見えてくることがあります。効率だけを求めていたら、どうしても小さい枠に収まってしまうような気がします。この枠から飛び出すような型破りな美容師さんが増えていってくれたらと思います。
  • 神谷翼 Tsubasa Kamitani
  • SCREEN
Tsubasa Kamitani
おしゃれでクリエイティブな作品が多かったのが印象的でした。おしゃれとひと言でいってしまうと簡単ですが、おしゃれをどう捉えているかが重要。おしゃれとクリエイティブとが絶妙なバランス感覚で融合している作品に新しさを感じました。エリアヒーツに進まれる方には、クリエイティブがモデルさんにフィットしたときに新しいモードが生まれると思うので、いつまでも古くならないデザインをめざして欲しいですね。選ばれなかった作品には、クリエイティブが一人歩きしてしまっているものが多かったので、あくまでも人とヘアであり、人をつくるということを大事にして欲しいと思いました。コンテストに挑戦することでレベルが上がるだけでなく、チームで挑戦することで結束力も高まり、サロンワークにもつながっていきます。若いときに挑戦することで、確実に美容師としての幅が広がるので、ぜひ挑戦し続けてください。
  • 川島文夫 Fumio Kawashima
  • PEEK-A-BOO
Fumio Kawashima
コロナ禍を経て、ずいぶんスタイルが変わりましたね。毎回やられたと思えるような作品に出会えるんですが、今回は何も感じませんでした。何を主張したいのか、どの作品にも主張がないように思えました。重要なのは作品自体に訴える力があるかないかです。情報が入りすぎるため、何を主張すべきか模索している時期なのかもしれませんが。だからこそ2025年に向かって成長があると思っています。つまりまだまだ伸びしろがあるということ。この伸びしろを大事にして頑張って欲しいですね。選出された方全員が、同じ可能性を持ち、同じ時間を持っています。さらに良いモデルを見つけたり、洋服を探したり、新しい髪型を創造したり、参加する人すべてがもっと夢を見て欲しいと思います。クリエイトしないとイノベーションは生まれません。Never Stop Learning!Never Stop Challenging!クリエイティブは美容の仕事の栄養剤であり、ビタミン剤です。情熱をもって、どんどんやりましょう。
  • 雑賀英敏 Hidetoshi Saiga
  • TONI&GUY JAPAN
Hidetoshi Saiga
さまざまなバリエーションがあって、楽しいコンテストでした。審査のポイントとしては、まずカラーリングがあって、それから全体のバランス。これが一番重要です。エリアヒーツに進出された方には、心からおめでとうと言いたいです。次はモデルを使ってのコンテストになりますが、全体のバランスを見ながら、作品をつくって欲しい。全力でこの機会を楽しんでもらえたらと思います。選ばれなかった方は残念な気持ちになっていると思いますが、チャレンジすることは非常に大事で、やる前とやった後では、技術者として何かしら前進していると思うので、この機会を次へとつなげて欲しいですね。選ばれた作品と自分の作品の違いを考えながら、来年もチャレンジしてください。クリエイティブな活動に取り組むということは自分を解放することでもあり、自分の限界値を上げていくことにつながります。その結果サロンワークでも提案する幅が広がりますし、何よりクリエイターとして世の中に自分の作品が出ていくという、やりがいというものを感じて欲しいと思います。
  • 西村晃一 Kouichi Nishimura
  • NICOLE.
Kouichi Nishimura
エリアごとに違いはありますが、センスのいい作品が増えたような気がします。さらっとした、クリエイティブしすぎていない作品が印象に残っています。今という時代はいろいろ足す方にベクトルが向いていますが、引くことを恐れていない作品に目がいきやすく、一般のおしゃれな人が見て、かっこいい、美しいと思える作品を選びました。エリアヒーツに選出された方には、頂点に向かってチャレンジすることは、素晴らしいことなので、楽しんで欲しいですね。コンテストに挑戦することはハードルが高いと思われるかもしれませんが、もっと簡単にトライしてもいいのではないかと思います。応募するまでのプロセスや人に対する気遣いなど、教えてはもらえない、インターネットやSNSではわからないこともたくさんあるので、そんなことを体感しながら、みんなで作りあげるもよし、自分を高めていくもよし、という感じで取り組んでもらえれば、すごくいいんじゃないかと思います。
  • 野沢道生 Michio Nozawa
  • Michio Nozawa HAIR SALON
Michio Nozawa
毎年クオリティが高くなっていますね。カット、カラーリングなど、すべての技術が高くなっていますし、デザインも豊富。ただ昨年と比べてどのくらい新しいものがあったかというと、その点は疑問です。ヘアスタイルはそれほど大きく変わる性質のものではありませんが、もう少し新しいものがあっても良いのではと思いました。審査で重要視したのはバランス。モデル、テクニック、表現力、世界観のバランスの良い作品を選びました。エリアヒーツに進むとウォーキングがありますから、モデルのムードも大切になります。モデルの内面も含め、メイク、服、ヘアスタイルが合っていないとアンバランスになってしまうので、自分の世界観を表現するためのバランスを考え抜いて欲しいですね。クリエイティブをやり続けていると、リアルスタイルの味付けがうまくなり、持続性だったり、再現性だったりが向上します。それがお客さまに伝わり、サロンワークにつながります。より多くの方に参加していただければ美容業界の活性化につながっていくと思います。
  • 松木宏紀 Hiroki Matsuki
  • D.C.T.
Hiroki Matsuki
面白い作品がたくさんありました。特に東京と名古屋エリアに面白いと感じる作品があったので、どんなヘアデザインをモデルに似合わせてくるか楽しみです。エリアヒーツでは、ヘア、メイク、ファッションのすべてを頑張りすぎると、モデルの良さが半減してしまうこともあるので、目立たせたいポイントとそうでもないところのバランスを図りながら、モデルが一番輝く瞬間をつくりあげるように頑張って欲しい。選ばれなかった人もチャレンジしたことは、しなかった人より絶対的にすごいこと。なぜ負けたのか、何が悪かったのか、選ばれた作品を見て、自分の作品との違いを検証して、来年につなげて欲しいと思います。コンテストはサロンワークや売上に直結しないと捉えられがちですが、悔しい思いをしたり、反省したり、反復練習をしたり、こうしたすべてが成長につながっていきます。美容人生の中でコンテストへの挑戦は、かけがえのないこと。どんどん挑戦してワクワクするようなデザインをつくって欲しいと思います。
  • 山下浩二 Koji Yamashita
  • Double
Koji Yamashita
東京が突出していて、他のエリアとのレベルの差を感じました。奇抜なものをつくるということではなく、コンテストの主旨でもある日本の今のトレンドを感じさせてくれるような作品がもう少しあると良いと思いました。すごくおしゃれで、試してみたいと思わせるようなヘアスタイルを見てみたかったですね。エリアヒーツに選出された方は、特にこの点を意識して、過激なものというより、どこか品を感じさせてくれるような作品に取り組んでみるのも良いと思います。トレンドになるもの、トレンドをつくるということは、どういうことかをもっと考えて欲しいですね。選ばれなかった方は、いろいろな人に自分の作品を見せて、どこが良くて、どこがダメだと、率直に言ってくれる人の意見をたくさん聞くことだと思います。それらの意見を受け止めることが、次のクリエイティブにつながっていくからです。
  • 山田千恵 Chie Yamada
  • DaB
Chie Yamada
モデルの肌の色や雰囲気に合っているか、ディテールの質感がドライなのか、ウェットなのかなど、審査のポイントはあったのですが、特徴のあるデザインで、なおかつ心をつかまれるような強さのあるスタイリングを選びました。フォト審査なので、モデルの存在感を際立たせるヘアは重要ですが、モデルにフィットしない過剰なヘア、メイクは良くないと思います。ヘアデザインもメイクも写真の雰囲気も、すべてにおいてモデルが映えているかがポイントでした。エリアヒーツでは、スタイリングをライブで360度見られることになるので、より一層モデルにマッチングしていることが重要です。モデルが光って見えるようなデザイン、心打たれるようなデザインを楽しみにしています。クリエイティブな活動は、何かを見つけようとするエネルギーが集中する作業。あらゆることに敏感になり、いろいろなものの見方ができるようになります。それがサロンワークにもつながっていくことになるので、そんな刺激をどんどん広げていって欲しいと思います。
REAL STYLE  AWARD
  • 江波戸大介 Daisuke Ebato
  • imaii
Daisuke Ebato
自分のキャラクターをわかったうえでヘアカラーやヘアスタイルをチョイスする時代になってきている思うのですが、それに合ったデザインが多くあり、見応えがありました。スタイリングにしても、衣装にしても、切り込んでいて、いい感じに普段のスタイルとは違うリアルスタイルアワードらしい作品になっていたと思います。色使いや色の組み合わせがうまい作品のなかでも、配置やバランスに、意図が伝わってくる作品には目が留まりますね。街ですれ違ったときにハッとさせるには、そのヘアカラーを最大限に引き出すスタイリングに尽きると思います。乱暴に言えば、スタイリングが良ければ全体的にきれいに見えることもあるくらい、スタイリングは大事です。洗練と粋を感じさせるのは、レベルの高いスタイリング。その部分を突き詰めていって欲しい。これで良しというところを見極め、たとえ時間が余っていても、あえて触らない勇気と自信が必要です。
  • 高木裕介 Yusuke Takagi
  • U-REALM
Yusuke Takagi
昨年より全体的に精度が上がった気がしました。どこまでがクリエイティブで、どこまでがリアルかという部分のピントが合ってきたと感じました。カラーがトレンドなので、カラーがきれいに入っていて、ファッションと融合してバランスの良いもの、写真に雰囲気のあるもの、街を歩いていて目を引くようなおしゃれさを感じさせる作品を選びました。選んだのは引き算のできていたもの。引きすぎるとサロンスタイルになってしまうので、難しいのですが。モデルさんも良くて、カラーもきれい、ファッションも写真も雰囲気があるのに、顔まわりの仕事が荒く感じられた作品が多く見受けられたのは残念でした。顔まわりさえきちんと手が入っていていれば、選ばれたという作品も多くあり、もったいない感じがしました。計算されたカジュアルさを表現できることも重要です。
  • 奈良裕也 Yuya Nara
  • SHIMA
Yuya Nara
サロンワークベースのきれいな巻き髪があったり、イルミナカラー1色だけのものがあったり、アバンギャルドなスタイルがあったり、自分なりのリアルを感じさせてくれる作品が多かったと思います。ストリート系やK-POP、アニメなど、さまざまなジャンルのスタイルがありますが、選んだのは枠に囚われないリアルスタイル。写真を見ただけで、好きな世界観や、やりたいことがわかる、これが自分のリアルスタイルだという自信が伝わってくる作品を選びました。選ばれなかった方は、これが足りなかったのだと思います。なんとなくつくった作品は、見透かされてしまいます。ファイナルに向けて、もうひとひねり加えて欲しいというのはありますが、自分の思うリアルスタイルを突き詰め、最後までブレずに取り組んで欲しいですね。
  • みやちのりよし Noriyoshi Miyachi
  • SHACHU
Noriyoshi Miyachi
2年目になりリアルの捉え方が良い方向に向かっていると感じました。街に溶け込みつつ目立つデザインが多くあり、昨年よりも見応えがありました。作品の幅が広がったので選ぶのは大変でしたが、良い方向に進んでいると思います。奇をてらわずトレンド感のあるナチュラルヘアが多くみられたので、トレンドをおさえているという強みが進化して、おしゃれなデザインが増えましたね。クオリティは当たり前として、どこかひと味違うトレンド感、新しさのあるデザインを選びましたが、全体的に非常にレベルも高いし、差もあまりなかったと思います。今年選ばれなかったとしても、サロンワークの延長線上にあるコンテストだと思うので、挑戦することで自分の感性とスタイルを見つけて欲しいですね。次のファイナルは、さらに激戦となると思いますが、最高のパフォーマンスと最高のヘアスタイルをつくってくれることを楽しみにしています。

※五十音順 敬称略
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