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WELLA TRENDVISION award 2023 PHOTO ENTRY REPORT

フォトエントリー結果発表!
CONGRATULATIONS !

2023年は昨年をはるかに上回る応募数で、
さらに激戦となったPHOTO ENTRY。
多くの方にご応募いただき、
誠にありがとうございました。
そして、6月22日に審査員の方々により、
厳正なるPHOTO審査会が行われました。
選考の結果、CREATIVE AWARDから92名、
REAL STYLE AWARDからは10名の方が、
次のステージへ進出となりました。
おめでとうございます!
CREATIVE AWARDの通過者はAREA HEATSへ、
REAL STYLE AWARDの通過者は
THE FINALへ進出となります。

※REAL STYLE AWARD入賞者の方は、THE FINALの観覧にご招待いたします。詳細は別途ご連絡いたします。
(THE FINAL競技大会への出場はありません。)
AREA HEATS 進出者リスト
審査員コメント
CREATIVE AWARD
  • 岩田敏靖 Toshiyasu Iwata
  • Angelica
Toshiyasu Iwata
各エリアともレベルの高い作品が多く、カラーで目を引く作品が多かったという印象です。審査で重要視したのはモデル選び。モデルがはまっている作品は、ヘア、メイク、カラー、写真のトータルバランスが優れていて、クオリティが高いと感じました。モデル選びにはその人のセンスが表れると思います。エリアヒーツに選出された方は、たくさんの作品の中から選ばれたということを誇りに思ってください。選出されなかった方は挑戦し続けてほしい。挑戦することで、デザインの引き出しが増え、カットのスキル、カラーのスキル、モデル選びのスキル、すべてのレベルが上がっていきます。挑戦することは無駄にはならないし、サロンワークにも生きてきます。最終的にはお客様の満足につながっていくので、挑戦し続けることが大事だと思います。
  • 神谷翼 Tsubasa Kamitani
  • SCREEN
Tsubasa Kamitani
カットして、カラーリングして、撮影する。この最後の撮影の段階で手をかけすぎてしまっていると感じました。ライブ感を大切にするというか、自然な状態でもその雰囲気を醸し出せるようなデザインの追求が必要。つくりすぎることで温度感がなくなってしまったような作品が多かったと思いました。選ばれなかった方は、難しく考えすぎているように感じられたので、何が美しくて、何がかっこいいのかを、シンプルに考えていくことで、今を感じさせる作品になるのではないかと思います。すべて新しいというより、シンプルなものに新しいものを加えるといった感覚のほうが大事。若い世代の方はSNSをうまく利用して、いろいろな要素を吸収し取り入れながら、自分なりのコーディネート力を磨いていけば、必ず力を発揮できると思います。
  • 川島文夫 Fumio Kawashima
  • PEEK-A-BOO
Fumio Kawashima
コロナから3年経って、クリエイティビティが爆発する時期ではないかと期待していましたが、期待を裏切らずに楽しく夢のある作品を見せていただきました。たくさんのエントリーに感謝しています。今回は主張があるもの、コンセプトのあるもの、未来に向けてメッセージ性のあるものを選びました。モデル、フォト、ヘアスタイルが三位一体となっていることも大切。ヘアスタイルはもちろん重視しますが、第三者が見たときに理屈なく素敵だと感じさせるスタイルを選ぶようにしています。残念ながら選ばれなかった方には、ネバー・ギブ・アップ!この大会が通過点だと思って、何回でも挑戦してほしい。クリエイティブというのは日常生活の延長線上にあると思います。ベーシックな土台がないとそのクリエイティブには意味がない。この本質を見つめ直して、自分らしいクリエイティビティを発揮してほしいと思います。最後にコンテストは若い人のためのものですから、どんどん参加して、その世代ならではの創造力とエネルギー、そして情熱をぶつけてほしいですね。
  • 雑賀英敏 Hidetoshi Saiga
  • TONI&GUY JAPAN
Hidetoshi Saiga
昨年とは違いハッピーなものや明るい作品が多かったのが印象的でした。選んだポイントとしては、ヘア、メイク、フォト、衣装、トータルでみてクオリティが高いもの、アイデアが面白くて伸びしろを感じさせるようなもの。エリアヒーツに進出された方には、これだけの作品の中から勝ち上がるのは簡単なことではないわけですから、次のステージでも楽しんでほしいですね。こうした大会に参加することは世界に出るチャンスにもなり、目標達成のために努力することは、より高い技術を習得する機会にもなります。世界を驚かすようなデザインをつくりだすことは非常に意義があることです。今回は勝ち上がれなかったとしても、チャレンジしたことが必ず力になっています。どんどんチャレンジしてください。
  • 西村晃一 Kouichi Nishimura
  • Nicole.
Kouichi Nishimura
クオリティの高い作品が選ばれているのですが、そうでない作品の中にもキラリと光るようなものがあると見入ってしまいます。クオリティとしてはさほど高くなくても、面白かったり、センスが良かったり、モデル選びがうまかったり、もっと見てみたいと思わせる可能性を感じられる作品が数多くあったので、今回選ばれなかったからといって諦めるのではなく、結果がでるまでトライし続けることで実力がついていくと思います。やりすぎている作品は少なかったのですが、その分クリエイティビティの部分が少し弱いと感じました。コンテストに参加するということは、美容師としての自信につながります。作品と向き合った時間というのは美容師としての経験や厚みとなって返ってきます。視野を広げるチャンスでもあり、若い世代の方にはぜひ挑戦してほしいと思います。
  • 野沢道生 Michio Nozawa
  • Michio Nozawa HAIR SALON
Michio Nozawa
写真なので、どうしても見えない部分があるのですが、その見えない部分までも想像させるようなクオリティの高い作品が数多くあり、夢のあるスタイルも多かったと思いました。審査で重要視したのは、作品の世界観。モデル、ヘアスタイル、写真の撮り方を含めた、一体感というか、その作品のもつムードに着目しました。写真の撮り方というのは、美容の技術ではないという意見もありますが、作品の世界観を伝えるという意味では写真の撮り方も重要だと考えています。選ばれた方には、写真では良かったのにということにならないように、頑張っていただければと思います。クリエイティブに取り組むことで、リアルスタイルがうまくなることは往々にしてあります。自分の鍛練として、クリエイティブ活動を続けていくのは、本当に素晴らしいこと。日々の努力が技術力につながっていくと思います。
  • 松木宏紀 Hiroki Matsuki
  • D.C.T.
Hiroki Matsuki
率直な感想を言わせていただくと地方ほどレベルが高いと思いました。特に仙台はクオリティの高い作品がありましたね。重要視したのは世界観。つくりあげようとする女性像に対して、どんなヘア、メイク、ファッション、そして光の構図にするか。女性像を明確にすることが重要です。選ばれた方には、モデルがいちばん輝くデザイン、いちばん似合うような服装、メイクというものを見つけ出して、より新しいものを作っていただきたい。選ばれなかった方に対しては、厳しいようですが選ばれなかった理由があると思うので、自分の写真と選ばれた写真を比べて、何がよくて、何が悪かったのかをしっかり分析して、来年またチャレンジしてもらいたいですね。クリエイティブ活動をすることで、新しい美容の楽しさが生まれると思います。
  • 山下浩二 Koji Yamashita
  • Double
Koji Yamashita
今回は新しい雰囲気があるかと、バランスの良さに注目して審査しました。クリエーションといえども、流行の要素は少しでも入っていたほうが良いと思います。流行と言っても、世代によって、男女によって、海外によってなど、いまやいろいろありますが、それらを無視してはいけないと思います。コンテストに参加するのであれば、時間をかけて準備する必要があります。ひとつのスタイルをつくるには、時間をおいて何度もつくってみて、精度を上げていくことが重要。作品をつくり上げていくということが大切です。作品をつくり続けることでこそ得られるバランスというものがあります。それは普段のサロンワークだけでは、身につけることができません。若い世代には、あれをしてはいけない、これをしてはいけないと思わないで、もっと自由に、夢をもって、クリエーションに取り組んでほしい。
  • 山田千恵 Chie Yamada
  • DaB
Chie Yamada
カラーに凝っていたり、撮影を工夫したりして、強めな印象の絵作りをしている作品はありましたが、カットデザインとしては、心打たれるものや、心に残るものが少なかった印象です。普段のお客様以上に、もう一歩踏み込んだデザインを見てみたかったですね。選出された方には、あまり気負わずにモデルが引き立つようなヘアデザインを、カット・カラー・スタイリングの効果で、かっこよく見せてほしいと思います。コンテストに参加するということは、サロンワークとは違い、自分の世界観をモデルにも理解してもらい共有して、トータルなイメージを表現することです。自分のスタイルが認めてもらえる楽しい機会でもあり、自分のテクニックを改めて見直す機会にもなります。限られた時間のなかで、集中して作品をつくり上げていく、ひとつの目標に向けてものづくりをするということは、自分にとって価値あるものに絶対になると思います。
  • 吉田隆司 Takashi Yoshida
  • snob
Takashi Yoshida
東京、大阪の作品より、九州や名古屋エリアの作品が印象に残ったというのが正直な感想です。今年は昨年と比べて全体的にセンスを感じる作品が少なかったように感じます。審査としては、まずモデル、それがクリアしたら、次にセンス、最後に一歩先をゆくトレンド感、自分の中の基準にそって作品を選んでいきました。選ばれなかった方にアドバイスするとしたら、作品の中に美容師として何を目指しているかが見えてこないものが多かったので、自分の考えるかわいさ、かっこよさ、本当に好きなものをもっと突き詰めてほしい。目指しているものが見えてくれば、作品として認められていくと思います。若い世代の方にはトレンドビジョンのようなコンテストにどんどんチャレンジして、サロンワークに活かせるクリエイティビティを磨いてほしいと思います。普段のサロンワークでは学べないことが学べるのがコンテストです。美容師という仕事をもっと楽しんでください。

※五十音順 敬称略
REAL STYLE  AWARD
  • 江波戸大介 Daisuke Ebato
  • imaii
Daisuke Ebato
ブラウンヘアからハイトーンの色彩あふれるヘアまで、さまざまなリアルがあるなかで、どこを選びとるのか、それが難しかったのではないかと思いました。リアルスタイルなので、街に溶け込むようなスタイルでありながら、はっとするようなもの。ぱっと見たときの全体のバランス、質感、色の配置などを、審査という目線で選びました。選ばれた方は、狭い範囲のリアルという言葉に捉われないで、クリエイティブということを真剣に考えながら、今という時代のリアルなクリエイティブをつくり出せたらいいのではないでしょうか。コンテストは経験としての通過点でしかないと思います。今回選ばれなくても、サロンワークという目線で見たら優れた作品が数多くあったので、サロンワークで十分力を発揮できると思いますが、新設されたカテゴリーなので、来年に向けて11月のTHE FINALを参考にして挑戦しても良いのではないかと思います。
  • 高木裕介 Yusuke Takagi
  • U-REALM
Yusuke Takagi
新しいカテゴリーなので、落としどころが難しかったかもしれませんが、フォト審査なので、写真がかっこよくないと。フォトテクニックがもう少しあると良いと思いました。やりすぎな人は少なかったのですが、逆にやらなさすぎな人が多かったという印象です。ヘアスタイル、カラー、フォトの雰囲気、この三拍子が揃っていた人が選ばれたと思います。決勝はランウェイなので、いかにモデルに合わせるか。ヘアの大きさ、トレンドの組み込ませ方など、全体的なバランスを考えてほしい。一瞬で惹きつけるもの、身を乗り出して見たくなるようものをつくってほしいですね。SNSを活用するのはいいのですが、今では集客のための写真ばかりで、クリエイティブの参考になる写真を見かけなくなりました。アナログに戻って、書店で洋書を読み漁って、ファイリングするくらいのことをしても良いのではないでしょうか。
  • 奈良裕也 Yuya Nara
  • SHIMA
Yuya Nara
新しい部門なのでこれまでとは違う、普通にリアルなスタイルが見ることができて、とても良かったと思います。ヘア、メイク、ファッションのトータルにおいてバランスの良いものを選びました。その人ならではの世界観が一枚の写真の中で成立している作品です。選ばれなかった方は、そこの部分が勉強不足だったかもしれません。今回はポップな作品が多くて、一般のお客様でもトライできるようなスタイルがたくさんあったのも良かったですね。CREATIVE部門とは違い、写真審査を通ったら、本選に挑戦できるのですから、選ばれた方は、もっとフランクでポップな作品でいいと思うので、とにかく肩の力を抜いてリラックスした感じで挑んでもらえればと思います。
  • みやちのりよし Noriyoshi Miyachi
  • SHACHU
Noriyoshi Miyachi
作品数が多かったので、ジャッジは難しかったのですが、見応えはありました。リアルスタイルになればなるほどごまかしがきかないので、前髪だったり、顔まわりのレイヤーの入れ方だったり、髪の動かし方だったりがうまいと目に止まりました。リアルスタイルですから、ファッションも今年らしいトレンド感をきっちり押さえていてほしいと思いました。ヘアスタイルはもちろん、モデルの表情、ファッションが似合っているかなど、トータルバランスはかなり重要。フォトコンになると、写真のクオリティも重要です。ファイナルは、コレクション形式になるわけですが、リアルでありながら、インパクトだったり、何かはっとするような新しさだったり、これがネクストトレンドだと思わせるような、そんなスタイルが見られたらうれしいです。

※五十音順 敬称略
AREA HEATS 進出者リスト
THE FINALのレポートはこちら!

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